[1966-1970] [1971-1975] [1976-1980] [1981-1985] [1986-1990] [1991〜1995] [1996〜2000]
1966年(昭和41年) | |||
---|---|---|---|
日本 | サルトル来日、ビートルズ来日、成田市に新国際空港決定、建国記念日審議会の答申 | ||
世界 | 中国「文化大革命」恐怖政治、シリアでクーデター、仏がNATO軍脱退、カンギレム『正常と病理』、フーコー『言葉と物』 | ||
作者 | 作品 | ||
三宅剛一 | 『人間存在論』(勁草書房) | ||
桂寿一 | 『デカルト哲学とその発展』(東大出版会) | ||
竹内良知 | 『西田幾多朗』(東大出版会) | ||
清水正徳 | 『自己疎外論から「資本論」へ』(戦後思想双書刊行会) | ||
1967年(昭和42年) | |||
日本 | 紀元節復活、佐藤首相「非核三原則」声明、美濃部東京知事、国産人工衛星第一号失敗、吉田茂没、「赤旗」が中共批判 | ||
世界 | ギリシャでクーデター、ベトナム戦犯国際裁判、中東六日戦争、中国水爆実験、EC成立、ASEAN発足、欧米でベトナム反戦デモ、デリダ『エクリチュールと差異』 | ||
作者 | 作品 | ||
山内得立 | 『意味の形而上学』(岩波書店) | ||
梅本克己 | 『唯物史観と現代』(岩波書店) | ||
久野昭 | 『魔術的観念論の研究』(理想社) | ||
鈴木亨 | 『響存的世界』(合同出版) | ||
浜田義文 | 『若きカントの思想形成』(勁草書房) | ||
梅原猛 | 『美と宗教の発見』(筑摩書房) | ||
日本キリスト教団 | 「第二次大戦下における日本キリスト教団の責任についての告白」 | ||
1968年(昭和43年) | |||
日本 | 米原子力空母佐世保に入港、政府水俣病を公害病と認める、ちばてつや「あしたのジョー」、川端康成ノーベル文学賞、医学生安田講堂占拠 | ||
世界 | OPEC設立、ソンミ虐殺事件、キング牧師暗殺、イラクでクーデター、米が北爆停止声明、ソ連がチェコ侵略、ソルジェニツィン『収容所群島』 | ||
作者 | 作品 | ||
松本正夫 | 『存在の論理学』(岩波書店) | ||
新田義弘 | 『現象学とは何か』(紀伊国屋書店) | ||
田川健三 | 『原始キリスト教史の一断面』(勁草書房) | ||
吉本隆明 | 『共同幻想論』 | ||
1969年(昭和44年) | |||
日本 | 東大安田講堂封鎖解除、映画『男はつらいよ』第一作、安保自動延長決定、東名高速道路、自主流通米制度 | ||
世界 | ニクソン大統領就任、アポロ11号月面着陸、ドゴール辞任、リビアでクーデター(カダフィ)、ホーチミン没、サール『言語行為』 | ||
作者 | 作品 | ||
藤沢令夫 | 『実在と価値』(筑摩書房) | ||
高橋昭二 | 『カントの弁証論』(創文社) | ||
廣松渉 | 『マルクス主義の地平』(勁草書房) | ||
花崎皋平 | 『マルクスにおける科学と哲学』(盛田書店) | ||
三枝充悳 | 『東洋思想と西洋思想』(春秋社) | ||
三宅剛一 | 『道徳の哲学』(岩波書店) | ||
中村雄二郎 | 『言語・理性・狂気』(晶文社) | ||
三島由紀夫 | 『文化防衛論』(新潮社) | ||
1970年(昭和45年) | |||
日本 | 大阪万国博覧会、東京地裁が教科書検定を違憲と判決、よど号乗っ取り事件、三島由紀夫自衛隊に乱入・割腹自殺 | ||
世界 | ニクソン・ドクトリン、カンボジアでクーデター、中国人工衛星打ち上げ、ナセル没、ドゴール没 | ||
作者 | 作品 | ||
伊藤勝彦 | 『デカルトの人間像』(勁草書房) | ||
神川正彦 | 『歴史における言葉と論理』(勁草書房) | ||
稲垣良典 | 『トマス・アクイナスの研究』(創文社) | ||
湯浅康雄 | 『近代日本における哲学と実存思想』(創文社) | ||
木田元 | 『現象学』(岩波書店) | ||
藤田宏達 | 『原始浄土思想の研究』(岩波書店) | ||
木村敏 | 『自覚の精神病理』(紀伊国屋書店) | ||
1971年(昭和46年) | |||
日本 | イタイイタイ病訴訟原告勝訴、沖縄返還協定調印、平塚らいてう没、カップ・ヌードル発売 | ||
世界 | ウガンダデクーデター(イデ・アミン)、バングラデシュ樹立、ニクソン・ショック(キッシンジャー中国訪問) | ||
作者 | 作品 | ||
大森荘蔵 | 『言語・知覚・世界』(岩波書店) | ||
岩崎武雄 | 『倫理学』(有斐閣) | ||
森有正 | 『デカルトとパスカル』(筑摩書房) | ||
荒井献 | 『原始キリスト教とグノーシス主義』(岩波書店) | ||
細谷貞雄 | 『若きヘーゲルの研究』(未来社) | ||
今道友信 | 『同一性の自己塑性』(東大出版会) | ||
吉田夏彦 | 『ことばと実在』(新曜社) | ||
斉藤義一 | 『ドイツ観念論における実践哲学』(創文社) | ||
村上陽一郎 | 『近代西欧科学』(新曜社) | ||
清水正徳 | 『人間疎外論』(紀伊国屋書店) | ||
辻村公一 | 『ハイデッガー論攷』(創文社) | ||
源了圓 | 『徳川合理思想の系譜』(中央公論社) | ||
イザヤ・ペンダサン | 『日本人とユダヤ人』 | ||
山口昌男 | 『アフリカの神話的世界』(岩波書店) | ||
1972年(昭和47年) | |||
日本 | 横井元軍曹帰還、札幌オリンピック、連合赤軍浅間山荘事件、田中角栄『日本列島改造論』、日中国交回復 | ||
世界 | バングラデシュ独立、ニクソン中国訪問、米北爆再開、岡本公三らテルアビブ空港テロ、ミュンヘン・オリンピックテロ、クリプキ『名指しと必然性』 | ||
作者 | 作品 | ||
廣松渉 | 『世界共同主観的存立構造』(勁草書房) | ||
清水幾太郎 | 『倫理学ノート』(岩波書店) | ||
上山春平 | 『歴史と価値』(岩波書店) | ||
石原謙 | 『キリスト教の源流』(岩波書店) | ||
石原謙 | 『キリスト教の展開』(岩波書店) | ||
竹内芳郎 | 『言語――その解体と創造』(筑摩書房) | ||
滝浦静雄 | 『想像の現象学』(紀伊国屋書店) | ||
梅原猛 | 『隠された十字架』(新潮社) | ||
茅野良男 | 『初期ハイデッガーの哲学形式』(東大出版会) | ||
田川健三 | 『立ちつくす思想』(勁草書房) | ||
木村敏 | 『人と人との間』(弘文堂選書) | ||
三島由紀夫 | 『日本文学小史』(講談社) | ||
1973年(昭和48年) | |||
日本 | 円が変動相場制に移行、第一次石油危機(トイレットペーパー騒動)、金大中拉致事件、江崎玲於奈ノーベル物理学賞受賞 | ||
世界 | ベトナム和平協定調印、米軍ベトナムより撤退、アフガニスタンでクーデター、中国共産党が孔子批判、第四次中東戦争、アーペル『哲学の転換』 | ||
作者 | 作品 | ||
上田閑照 | 『禅仏教』(筑摩書房) | ||
永井博 | 『生命論の哲学的基礎』(岩波書店) | ||
梅原猛 | 『水底の歌』(新潮社) | ||
木村敏 | 『異常の構造』(講談社) | ||
柴谷篤弘 | 『反科学論』(みすず書房) | ||
1974年(昭和49年) | |||
日本 | 立花隆「田中角栄研究――その金脈と人脈」、原子力船むつ放射能漏れ事件、長島選手引退 | ||
世界 | ソ連がソルジェニツィン国外追放、韓国で金芝河に死刑判決、ニクソン辞任、朴大統領狙撃事件 | ||
作者 | 作品 | ||
井上忠 | 『根拠よりの挑戦』(東大出版会) | ||
桂寿一 | 『近世主体主義の発展と限界』(東大出版会) | ||
山内得立 | 『ロゴスとレンマ』(岩波書店) | ||
野田又夫 | 『西洋近世の思想家たち』(岩波書店) | ||
野田又夫 | 『哲学の三つの伝統』(筑摩書房) | ||
武藤一雄 | 『宗教哲学の新しい可能性』(創文社) | ||
中埜肇 | 『ヘーゲル哲学の根本にあるもの』(以文社) | ||
三宅剛一 | 『芸術論の試み』(岩波書店) | ||
杉原丈夫 | 『時間の論理』(早大出版部) | ||
高崎直道 | 『如来蔵思想の形成』(春秋社) | ||
山口昌男 | 『歴史・祝祭・神話』(中央公論社) | ||
渡辺慧 | 『時』(河出書房) | ||
1975年(昭和50年) | |||
日本 | 暴走族乱闘、中核・核マル内ゲバ乱闘、国鉄スト権スト、山陽新幹線 | ||
世界 | 蒋介石没、ベトナム戦争集結、バングラデシュでクーデター、ソ連の金星9号軟着陸、ファイヤアーベント『方法への挑戦』 | ||
作者 | 作品 | ||
黒田亘 | 『経験と言語』(東大出版会) | ||
廣松渉 | 『事的世界観への前哨』(勁草書房) | ||
廣松渉 | 『資本論の哲学』(現代評論社) | ||
廣松渉 | 『マルクス主義の地平』(勁草書房) | ||
沢田允茂 | 『認識の風景』(岩波書店) | ||
井筒俊彦 | 『イスラーム思想史』(岩波書店) | ||
八木誠一 | 『仏教とキリスト教の接点』(法蔵館) | ||
市川浩 | 『精神としての身体』(勁草書房) | ||
東専一郎 | 『同時性の問題』(創文社) | ||
浜井修 | 『社会哲学の方法と精神』(以文社) | ||
広川洋一 | 『ヘシオドス研究序説』(未来社) | ||
茅野良男 | 『ドイツ観念論の研究』(創文社) | ||
坂本賢三 | 『機械の現象学』(岩波書店) | ||
中村雄二郎 | 『感性の覚醒』(岩波書店) | ||
山口昌男 | 『文化と両義性』(岩波書店) | ||
池田義昭 | 『ライプニッツの哲学の新解釈』(南総社) | ||
松村克己 | 『根元的論理の研究』(岩波書店) | ||
木村敏 | 『分裂症の現象学』(弘文堂) | ||
矢島羊吉 | 『ニヒリズムの論理』(福村出版) | ||
渡辺二郎 | 『ニヒリズム』(東大出版会) | ||
山口昌男 | 『道化の民俗学』(新潮社) | ||
今村仁司 | 『歴史と認識』(新評社) | ||
1976年(昭和51年) | |||
日本 | ロッキード事件、「防衛計画の大綱」防衛費をGNP1%内とする、「およげ!たいやきくん」 | ||
世界 | 周恩来没、カンボジアでポルポト政権成立、インドネシアが東ティモール併合 | ||
作者 | 作品 | ||
村上陽一朗 | 『近代科学と聖俗革命』(新曜社) | ||
大森荘蔵 | 『物と心』(東大出版会) | ||
坂部恵 | 『仮面の解釈学』(東大出版会) | ||
坂部恵 | 『理性の不安』(勁草書房) | ||
岩崎武雄 | 『真理論』(東大出版会) | ||
滝浦静雄 | 『時間』(岩波書店) | ||
大峰顕 | 『フィヒテ研究』(創文社) | ||
三宅剛一 | 『時間論』(岩波書店) | ||
田川健三 | 『歴史的類比の思想』(勁草書房) | ||
伊藤俊太郎 | 『文明における科学』(勁草書房) | ||
山口昌男 | 『文化と両義性』(岩波書店) | ||
廣松渉 | 『世界の共同主観主義的存在構造』(勁草書房) | ||
1977年(昭和52年) | |||
日本 | 王選手のホームラン世界記録、映画「宇宙戦艦ヤマト」、日本初の静止衛星「きく2号」打上げ | ||
世界 | ブレジネフ最高会議長就任、パキスタンでクーデター、米上院議会が中性子爆弾製造承認、サダトのイスラエル訪問 | ||
作者 | 作品 | ||
岸田秀 | 『ものぐさ精神分析』(青土社) | ||
山本信 | 『形而上学の可能性』(東大出版会) | ||
西尾幹二 | 『ニーチェ』(中央公論) | ||
小林秀雄 | 『本居宣長』(新潮社) | ||
岩崎武雄 | 『存在論・実践論』(東大出版会) | ||
柏原啓一 | 『ホモ・クワエレンス』(以文社) | ||
黒崎宏 | 『科学と人間』(勁草書房) | ||
山田晶 | 『アウグスチヌスの根本問題』(創文社) | ||
鈴木享 | 『西田幾多朗の世界』(勁草書房) | ||
久野収 | 『歴史的理性批判序説』(岩波書店) | ||
田中英三 | 『ライプニッツ的世界の宗教哲学』(創文社) | ||
稲葉稔 | 『疎外の問題』(創文社) | ||
中田光雄 | 『ベルクソン哲学』(東大出版会) | ||
佐藤正英 | 『隠遁の思想』(東大出版会) | ||
山本誠作 | 『ホワイトヘッドの宗教哲学』(行路社) | ||
中村雄二郎 | 『哲学の現在』(岩波書店) | ||
1978年(昭和53年) | |||
日本 | 成田空港開港、日中平和友好条約調印、公明党が自衛隊容認、「日米防衛協力のための指針」、キャンディーズ解散 | ||
世界 | キャンプ・デービッド会談、 | ||
作者 | 作品 | ||
坂井秀寿 | 『哲学研究』(東大出版会) | ||
滝浦静雄 | 『言語と身体』(岩波書店) | ||
長谷川宏 | 『ことばへの道』(勁草書房) | ||
新田義弘 | 『現象学』(岩波書店) | ||
湯浅慎一 | 『知覚と身体の現象学』(太陽出版) | ||
長尾雅人 | 『中観と唯識』(岩波書店) | ||
井筒俊彦 | 『神秘哲学』(人文書院) | ||
三枝充悳 | 『初期仏教の思想』(東洋哲学研究所) | ||
山田晶 | 『トマス・アクイナスの《エッセ》研究』(創文社) | ||
小林政吉 | 『ブーバー研究』(創文社) | ||
柄谷行人 | 『マルクスその可能性の中心』(講談社) | ||
山口昌男 | 『知の遠近法』(岩波書店) | ||
岸田秀 | 『二番煎じ ものぐさ精神分析』(青土社) | ||
網野善彦 | 『中世東寺と東寺領荘園』(東大出版会) | ||
網野善彦 | 『無縁・公界・楽』(平凡社) | ||
小松和彦 | 『神々の精神史』(伝統と現代社) | ||
1979年(昭和54年) | |||
日本 | 第二次石油危機、元号法公布、定年男女差別に違法判決、インベーダーゲーム、藤子不二夫「ドラえもん」 | ||
世界 | ベトナムがポルポト政権解体、イラン革命、中国ベトナム侵攻、エジプト・イスラエル平和条約、ソ連軍アフガニスタンに介入、ヨーナス『責任原理』、ローティ『哲学と自然の鏡』 | ||
作者 | 作品 | ||
中村雄二郎 | 『共通感覚論』(岩波書店) | ||
村上陽一朗 | 『科学と日常性の文脈』(海鳴社) | ||
田中美知太郎 | 『プラトン』(岩波書店) | ||
水田珠枝 | 『女性解放思想史』(筑摩書房) | ||
廣松渉 | 『もの・こと・ことば』(勁草書房) | ||
森口美都男 | 『「世界」の意味を索めて』(晃洋書房) | ||
坂井秀寿 | 『日本語の文法と論理』(勁草書房) | ||
野崎守英 | 『道―近世日本の思想』(東大出版会) | ||
山田晶 | 『在りて在る者』(創文社) | ||
徳永恂 | 『現代批判の哲学』(東大出版会) | ||
中埜肇 | 『ヘーゲル哲学の基本構造』(以文社) | ||
栗本慎一郎 | 『経済の人類学』(東洋経済新報社) | ||
廣松渉、吉田宏哲 | 『仏教と事的世界観』(朝日出版) | ||
宮田登 | 『神の民俗誌』(岩波書店) | ||
坪井洋文 | 『イモと日本人』(未来社) | ||
村上陽一郎 | 『科学と日常性の文脈』(海鳴社) | ||
広重徹 | 『近代科学再考』(朝日新聞社) | ||
高木仁三郎 | 『科学は変わる――巨大科学への批判』(東洋経済新報社) | ||
1980年(昭和55年) | |||
日本 | 日本自動車生産台数が世界一、黒沢明『影武者』カンヌ・グランプリ受賞、山口百恵引退 | ||
世界 | イラン・イラク戦争、金大中に死刑判決、レーガンが大統領選に当選 | ||
作者 | 作品 | ||
作者 | 『作品』 | ||
田川健三 | 『イエスという男』(三一書房) | ||
大森荘蔵 | 『「心―身」の問題』(産業図書) | ||
井上忠 | 『哲学の現場』(勁草書房) | ||
加藤尚武 | 『ヘーゲル哲学の形成と原理』(未来社) | ||
藤沢令夫 | 『ギリシャ哲学と現代』(岩波書店) | ||
宇都宮芳明 | 『人間の間と倫理』(以文社) | ||
三宅剛一 | 『経験的現実の哲学』(弘文堂) | ||
井筒俊彦 | 『イスラーム哲学の原像'』(岩波書店) | ||
黒崎宏 | 『ウィトゲンシュタインの生涯と哲学』(勁草書房) | ||
作田啓一 | 『ジャン‐ジャック・ルソー 市民と個人』(人文書院) | ||
山崎庸佑 | 『現象学と歴史の基礎論』(新曜社) | ||
栗本慎一郎 | 『幻想としての経済』(青土社) | ||
網野善彦 | 『日本中世の民衆像』(岩波新書) | ||
梅林宏道 | 『抵抗の科学技術』(技術と人間) | ||
山田浩之 | 『都市の経済分析』(東洋経済新報社) | ||
1981年(昭和56年) | |||
日本 | 中国残留孤児来日、黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』、ワレサ来日、ローマ法王パウロ二世訪日、マザーテレサ来日 | ||
世界 | イランが米人質解放、米日本車輸入制限法案、イスラエルがイラク原子炉爆撃、サダト暗殺、ポーランドでワレサ軟禁 | ||
作者 | 作品 | ||
丸山圭三郎 | 『ソシュールの世界』(岩波書店) | ||
栗本慎一郎 | 『パンツをはいたサル――人間はどういう生物か』(青土社) | ||
藤沢令夫 | 『イデアと世界』 | ||
湯浅泰夫 | 『和辻哲郎』 | ||
今道友信 | 『東西の哲学』 | ||
今村仁司 | 『労働のオントロギー』(勁草書房) | ||
花崎皋平 | 『生きる場の哲学』(岩波新書) | ||
花崎皋平 | 『歴史哲学の地平』(河出書房) | ||
1982年(昭和57年) | |||
日本 | ホテル・ニュージャパン大火災、東北新幹線開業、商業捕鯨禁止、中曽根総裁選に圧勝 | ||
世界 | セントヘレンズ大噴火、フォークランド戦争、イスラエルがレバノンに、イランがイラクに侵攻、ブレジネフ没、マリオン『存在なき神』 | ||
作者 | 作品 | ||
廣松渉 | 『存在と意味――事的世界観の定礎』(岩波書店) | ||
今村仁司 | 『暴力のオントロギー』(勁草書房) | ||
大森荘蔵 | 『新視覚新論』 | ||
上田閑照偏 | 『ドイツ神秘主義研究』 | ||
鶴見俊輔 | 『戦時期日本の精神史』 | ||
木村敏 | 『時間と自己』(中公新書) | ||
中村元・武田清子監修 | 『近代日本哲学思想家辞典』 | ||
桜井徳太郎 | 『日本民俗宗教論』(春秋社) | ||
竹田青嗣 | 『<在日>という根拠』(国文社) | ||
碓井益雄 | 『霊魂の博物誌 ― 原始生命の体系』(河出書房) | ||
1983年(昭和58年) | |||
日本 | ドラマ「おしん」、大韓航空機ソ連に撃墜、三宅島雄山噴火、田中角栄に懲役4年、日本初の体外受精児 | ||
世界 | 英国で保守党圧勝、米軍がグレナダに侵攻、マニラでアキノ元上院議員暗殺<、リオタール『文の抗争』、ブリュエール『存在と精神』/font> | ||
作者 | 作品 | ||
浅田彰 | 『構造と力』 | ||
岸田秀 | 『幻想を語る』(青土社) | ||
丸山圭三郎 | 『ソシュールを読む』(岩波書店) | ||
今村仁司 | 『批判への意志』(冬樹社) | ||
今村仁司 | 『社会科学批判』(国文社) | ||
中村雄二郎 | 『西田幾多郎』 | ||
井筒俊彦 | 『意識と本質』 | ||
梶山雄一 | 『空の思想』 | ||
木村敏 | 『自分ということ』(レグルス文庫) | ||
中沢新一 | 『チベットのモーツアルト』(せりか書房) | ||
谷川健一 | 『常世論』(平凡社) | ||
里深文彦 | 『現代の自然科学者』(講談社) | ||
1984年(昭和59年) | |||
日本 | 宮崎駿「風のナウシカ」、中曽根首相靖国参拝、植村直己マッキンリー下山中行方不明、福沢諭吉1万円札 | ||
世界 | ソ連がアフガンで大規模攻撃、ガンディー首相暗殺、ニカラグアでオルテガ当選、香港返還声明、デビッドソン『真理と解釈』 | ||
作者 | 作品 | ||
丸山圭三郎 | 『文化のフェティシズム』(勁草書房) | ||
市川浩 | 『<身>の構造』(青土社) | ||
富岡多恵子 | 『藤の衣に麻の衾』(中央公論社) | ||
船山信一 | 『ヘーゲル哲学と西田哲学』 | ||
鈴木範久 | 『内村鑑三』 | ||
岸田秀 | 『幻想の未来』(河出書房新社) | ||
波波恵美子 | 『ケガレの構造』(青土社) | ||
吉岡斉 | 『科学者は変わるか』(社会思想社) | ||
田中康夫 | 『感覚の論理学』(朝日出版社) | ||
吉本隆明 | 『マス・イメージ論』(福武書店) | ||
塩野谷祐一 | 『価値理念の構造 ― 効用対権利』(東洋経済新報社) | ||
1985年(昭和60年) | |||
日本 | 筑波科学万博、男女雇用機会均等法成立、エイズ日本第一号、日航ジャンボ機墜落、阪神タイガース優勝 | ||
世界 | ゴルバチョフ書記長に就任、イラク軍イランの石油施設を攻撃、レーガン・ゴルバチョフ会談、リクール『時間と物語』 | ||
作者 | 作品 | ||
江原由美子 | 『女性解放という思想』(勁草書房) | ||
市川浩 | 『現代芸術の地平』(岩波書店) | ||
上野千鶴子 | 『資本制と家事労働』(海鳴社) | ||
金城清子 | 『家族という関係』(岩波書店) | ||
井筒俊彦 | 『意味の深みへ』 | ||
大岡信 | 『岡倉天心』 | ||
山本誠作 | 『ホワイトヘッドと西田哲学』 | ||
今村仁司 | 『排除の構造』(青土社) | ||
中沢新一 | 『雪片曲線論』(青土社) | ||
小松和彦 | 『異人論』(青土社) | ||
赤坂憲雄 | 『異人論序説』(砂子屋書房) | ||
柄谷行人 | 『内省と遡行』(講談社) | ||
1986年(昭和61年) | |||
日本 | 土井たか子が日本初の女性党首、三原山大噴火、「日本を守る会」の教科書認定、「フライデー」事件 | ||
世界 | 比マルコス大統領亡命、チェルノブイリ原発事故、中国各地で学生の民主化要求デモ | ||
作者 | 作品 | ||
永井均 | 『<私>のメタフィジックス』 | ||
藤田正勝 | 『若きヘーゲル』 | ||
大橋良介 | 『「切れ」の構造』 | ||
坂部恵 | 『和辻哲郎』 | ||
1987年(昭和62年) | |||
日本 | 国鉄私有化JR発足、岸信介没、俵万智「サラダ記念日」、伊丹十三「マルサの女」 | ||
世界 | ソ連アフガン撤退声明、台湾で戒厳令解除、慮泰愚が韓国大統領、デリダ『プシケー:他者の発明』 | ||
作者 | 作品 | ||
長谷正富 | 『象徴と想像力』 | ||
中村雄二郎 | 『西田哲学の脱構築』 | ||
丸山圭三郎 | 『生命と過剰』(河出書房) | ||
時子山和彦 | 『産業構造と消費構造 ― 理論と実証』(東洋経済新報社) | ||
1988年(昭和63年) | |||
日本 | 青函トンネル開業、リクルート事件、東京ドーム落成、藤の木古墳石棺内検察、長崎市長の天皇戦争責任発言 | ||
世界 | イラク自国のクルド人に毒ガス使用、イラン・イラク戦争停戦、国連のカンボジア決議、ソウル五輪 | ||
作者 | 作品 | ||
川村永子 | 『キリスト教と西田哲学』 | ||
木村敏 | 『あいだ』 | ||
松浪信三郎 | 『中道の思想 ― ちょうどいい加減とは』(河出書房) | ||
1989年(昭和64年、平成元年) | |||
日本 | 昭和天皇没、美空ひばり没、消費税始まる、吉野ケ里遺跡、参議院選で自民党大敗、与野党逆転 | ||
世界 | ポーランドの「連帯」が労組認定、天安門事件、エジプトがアラブ連盟に復帰、ベルリンの壁崩壊 | ||
作者 | 作品 | ||
廣松渉 | 『<近代の超克>論――昭和思想史への一視角』 | ||
坂部恵 | 『鏡の中の日本語』 | ||
坂部恵 | 『ペルソナの詩学』 | ||
源了圓 | 『型』 | ||
大峯顕 | 『花月の思想』 | ||
栗田勇 | 『禅と日本人』(河出書房) | ||
真継伸彦 | 『心の三つの泉 ― シャーマニズム・禅仏教・親鸞浄土教』(河出書房) | ||
中沢新一、夢枕獏、宮崎信也 | 『ブッダの方舟』(河出書房) | ||
1990年(平成2年) | |||
日本 | フジモリ大統領来日、社会党マルクス・レーニン主義と決別、秋山さん日本初の宇宙飛行士、新天皇即位、大嘗祭 | ||
世界 | マクドナルド・モスクワ店、マンデラ釈放、(東西統一)ドイツ連邦共和国誕生、ロシア共和国主権宣言、湾岸戦争、リクール『他者としての自己ー自身』 | ||
作者 | 作品 | ||
上田閑照編 | 『西田哲学への問い』 | ||
坂部恵 | 『不在の歌――九鬼周造の世界』 | ||
鎌田東二 | 『聖トポロジー』(河出書房) | ||
鎌田東二 | 『異界のフォノロジー』(河出書房) | ||
山折哲雄 | 『天皇の宗教的権威とは何か』(河出書房) | ||
加藤尚武 | 『環境倫理学のすすめ』 |