601年〜700年 | |||
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日本 | 冠位十二階、十七条憲法、法隆寺、遣唐使、大化改新、白村江の戦い、壬申の乱 | ||
世界 | ムハンマド(マホメット)、チャンドラキールティ、ダルマキールティ、隋の煬帝、唐の中国統一、大ピピン(フランク王国)、則天武后 | ||
年代 | 作者 | 作品 | 注 |
604年 | 聖徳太子(厩戸皇子) | 「十七条憲法」 | 衆議主義の政治思想 |
615年頃 | 聖徳太子(厩戸皇子) | 『三経義疏』 | 日本最古の仏典解注釈書 |
620年頃 | 蘇我馬子、聖徳太子 | 『天皇記』『国記』 | 日本最古の史書 |
681年頃 | 川島皇子、 忍壁皇子(刑部親王)、他 | 『帝記』『上古諸事』編纂開始 | 天皇の系譜。口承伝承記 |
701年〜800年 | |||
日本 | 大宝律令、平城京、蝦夷反乱、墾田永年私財法、行基、奈良大仏、東大寺 | ||
世界 | 楊貴妃、李白、シャンカラ、バグダードの円城、杜甫、カール大帝(フランク王国)、デーン人のイングランド侵入 | ||
年代 | 作者 | 作品 | 注 |
701年 | 刑部親王、 藤原不比等、 粟田真人、 下毛野古麻呂、 伊吉博徳、他 | 「大宝律令」 | 古代日本の国政を規定した法典 |
712年 | 太安麻呂、 稗田阿礼 | 『古事記』 | 現存する日本最古の史書 |
713年 | 元明天皇 | 「風土記」編纂を命じる | 地方の伝承や風土の記録 |
718年 | 藤原不比等、他 | 「養老律令」 | |
720年 | 舎人親王、 紀清人、 三宅藤麻呂 | 『日本書紀』(日本記)30巻 | 現存する最古の「正史」 |
733年頃 | 『出雲風土記』 『肥前風土記』 『豊後風土記』、等々 | 地方の伝承や風土の記録 | |
751年 | 漢詩集『懐風藻』 | ||
780年頃 | 大伴家持、 文屋智努、 文屋邑知、他 | 『万葉集』完成 | |
788年 | 最澄(伝教大師) | 比叡山延暦寺の創建 | |
797年 | 空海(弘法大師) | 『三教指帰』 | |
797年 | 菅野真道、他 | 『続日本紀』 | |
801年〜900年 | |||
日本 | 東北蝦夷降伏、渤海使、延暦寺、最澄、金剛峰寺、空海、円仁、遣唐使停止 | ||
世界 | 白居易、黄巣の乱、バグダッドの知恵の館、黒人奴隷の乱(イラク)、アルフレッド王(英)、ハンガリー国建国、新羅分裂 | ||
年代 | 作者 | 作品 | 注 |
807年 | 斎部広成 | 『古語拾遺』 | 旧老軽視の今、あえて旧事をかたらん |
808年 | 阿部真直、 出雲広貞、他 | 『大同類聚方』(だいどうるいじゅほう) | 日本最初の医書 |
819年 | 最澄 | 『山家学生式』(さんけがくしょうしき) | 国宝とは道心の人なり |
819年 | 景深 | 『迷方示正論』(めいほうじしょうろん) | 東大寺僧による最澄批判 |
819年 | 空海 | 高野山に金剛峰寺建立 | |
820年 | 最澄 | 『顕戒論』 | |
822年 | 景戒 | 『日本霊異記』 | |
828年 | 空海 | 種智院創立 | |
830年 | 空海 | 『秘密曼陀羅十住心論』 | |
831年 | 滋野貞主 | 『秘府略』1000巻 | |
833年 | 清原夏野、 藤原常嗣、菅原清公、他 | 『令義解』 | |
835年 | 紀福吉 | 『治瘡記』 | |
868年 | 惟宗直本 | 『令集解(りょうのしゅうげ)』 | |
869年 | 藤原氏宗<、他/TD> | 『貞観格(じょうがんきやく)』12巻 | |
892年 | 菅原道真、他 | 『類聚国史(るいじゅうこくし)』 | |
897年 | 宇多天皇 | 『寛平御遺誡(かんぴょうのごゆかい)』 | |
901年〜1000年 | |||
日本 | 藤原道真失脚、平将門の乱、空也、延喜格、延喜式、瀬戸内海賊 | ||
世界 | 唐滅亡、渤海滅亡、新羅滅亡、高麗国が半島統一、ヴェトナム独立、宋、アル・ファーラビー(イラク) | ||
年代 | 作者 | 作品 | 注 |
900年 | 藤原良世 | 『興福寺縁起』 | |
901年 | 三善清行 | 『革命勘文』 | |
905年 | 紀貫之、他 | 『古今和歌集』 | |
907年 | 藤原時平、他 | 『延喜格(えんぎきゃく)』 | |
914年 | 三善清行 | 「意見封事12か条」 | |
917年 | 藤原兼輔、他 | 『聖徳太子伝暦』 | |
918年 | 深根輔仁 | 『掌中要方(しょうちゅうようほう)』 | |
919年 | 空海の『三十帖策子』を東寺経蔵に収める | ||
921年 | 深根輔仁 | 『養性(ようしょう)秘要抄』 | |
923年頃 | 深根輔仁 | 『本草和名(ほんぞうわみょう)』 | |
927年 | 藤原忠平、他 | 『延喜式』 | |
935年頃 | 紀貫之 | 『土佐日記』 | |
938年頃 | 空也 | 京都で布教を始める | |
938年 | 源順(みなもとのしたごう) | 『和名聚抄(わみょうるいじゅうしょう)』 | |
939年 | 大江朝綱 | 『作文大体』 | |
970年 | 源為憲 | 『口遊(くちずさみ)』(幼学書) | |
974年 | 藤原道綱の母 | 『蜻蛉日記』 | |
982年 | 源高明(たかあきら) | 『西宮記(さいぐうき)』 | |
982年 | 慶滋保胤(よししげのやすたね) | 『池亭記(ちていき)』 | |
984年 | 源為憲 | 『三宝絵』 | |
985年 | 源信 | 『往生要集』 | |
986年頃 | 慶滋保胤 | 『日本往生極楽記』 | |
984年 | 丹波康頼 | 『医心方』 | |
991年 | 貝平親王 | 『弘決外典鈔』 | |
992年 | 藤原佐理 | 『離洛帖』 | |
998年頃 | 『拾遺和歌集』 | ||
1001年〜1100年 | |||
日本 | 藤原道長、平忠常の乱、平等院鳳凰堂、山門寺院の抗争、永久の強訴、金色堂 | ||
世界 | イブン・スィーナー、ラトナキールティ、活版印刷(宋)、カノッサの屈辱、ボローニャ大学、イスラム暗殺者教団(イラン)、第一回十字軍 | ||
年代 | 作者 | 作品 | 注 |
1001年頃 | 清少納言 | 『枕草子』 | |
1002年頃 | 紫式部 | 『源氏物語』 | |
1004年頃 | 『和泉式部日記』 | ||
1007年 | 源為憲(これむねまさすけ) | 『世俗諺文(せぞくげんもん)』 | |
1008年頃 | 惟宗充亮 | 『政事要略』 | |
1010年頃 | 紫式部 | 『紫式部日記』 | |
1010年頃 | 『本朝麗藻』 | ||
1018年頃 | 藤原公任 | 『和漢朗詠集』 | |
1021年 | 藤原道長 | 『御堂関白記』 | |
1021年頃 | 藤原公任 | 『北山抄』 | |
1031年 | 藤原斎信 | 『慈慧大僧正伝』 | |
1037年頃 | 赤染衛門(?) | 『栄花物語(えいがものがたり)』 | |
1046年 | 藤原実資(ふじわらのさねすけ) | 『小右記(しょうゆうき)』 | |
1059年頃 | 菅原孝標(すがわらのたかすえ)の娘 | 『更級日記』 | |
1065年頃 | 藤原明衡(ふじわらのあきひら) | 『新猿楽記』 | |
1069年 | 秦致貞 | 『聖徳太子絵伝』 | |
1072年 | 成尋(じょうじん) | 『参天台五大山記』 | |
1079年 | 『金光明最勝王経音義(こんこうみょう・さいしょうおうきょう・おんぎ)』 | ||
1086年 | 『後拾遺和歌集』 | ||
1088年 | 『成唯識論』刊行 | ||
1096年頃 | 大江匡房(おおえのまさふさ) | 『洛陽田楽記』 |