このページは来訪者のみなさんからの反論、賛同、批評、感想、質問などを載せています。
00年9月27日
水野です。『創造論を支持する科学的主張』に対する回答、ありがとうございました。
(1)「創造論を支持する科学的主張」
「創造科学」の基本的な姿勢が、
地質学の[聖書に与える]難問は、それが現実のものであれ想像されたものであれ、聖書の明らかな言明や必然的な帰結よりも、決して優先されてはならない科学的事実が聖書と矛盾するという可能性は微塵もない
という聖書至上主義で貫かれている限り、確かに、「『科学』の名に値」しそうにはないな、と素人なりに思いました。
聖書の権威を守るためなら科学さえもねじ曲げてしまう態度は、佐倉さんがおっしゃる ように、「まさにドグマの奴隷」であり、問題の根深さに改めて驚かされました。
(2)デザインからの証明
「作者よりWejloveさんへ 99年4月4日」を読ませていただきました。デザインからの証明で使われるアナロジーは、「説明の手段であって証明の手段ではありません」とのこと、確かにその通りだ、と納得できました。
(3)「神による創造」は科学でしょうか
これも納得できました。
いずれもたいへん参考になる意見をいただき、ありがとうございました。
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00年02月14日から7ヵ月あまり、10回以上にわたって、佐倉さんと聖書についてお話させていただいてきましたが、だいたい納得でき、質問したい内容は現時点でこれ以上ないようです。
「間違いはあっても、聖書は神が書いた書物かも?」などと言っていた最初の頃よりは、少しは現実に即した仕方で、冷静に聖書が読めるようになったように思います。
「神を完全に信じることができなかったかわりに、神を想像の産物として完全に切り捨てることもできない・・・、人知をはるかに越えたところから人間を裁きにやってくる神がどこかにいるんじゃないか、いないとも限らない、という恐怖心めいた心情」(00年03月08日)も今はなくなったようで、その頃の自分が愚かしく感じられます。
いずれも、佐倉さんと長期にわたり1対1でお話できたおかげだ、と感謝しております。
ということで、聖書に関しての投稿は今回でひとまず終わりにしたい、と思います。また質問させていただくこともあるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。
では、これからもホームページの作成にがんばられてください。失礼します。
00年10月21日
有益なご批判や感想ありがとうございました。
神への信仰を持たないことは、必ずしも神を否定することではない、というわたしの誤解されやすい立場が、水野さんとのやり取りおかげで、より明確に表現することができたのではないかと思います。
おたより、ありがとうございました。