こんにちは、匿名です。私の［脱会の理由その２］です。今回はデタラメ予言について。
ノストラダムス系のデタラメ予言の指摘に対しては、「いや、あれはノス トラダムスの霊が言ったことで、総裁先生とは関係ない」と、信者の方は 言われるでしょう。そこで、大川隆法（中川隆）自身の予言のデタラメさ を指摘してみました。
『黄金の法』を見てみると・・・
西暦2000年。世界の人々は、前年の夏に起きた衝撃的な悪夢からまだ立ち直れないでおります。この頃まで世界の中心だったニューヨークは、その機能をほぼ壊滅的なまでに失っているでしょう。ロンドンの人びとは、夜明けの薄明かりの中を、手探りをしながら歩いている状態です。フランスは、眠っております。中近東は、仮死状態です。中国では政変が起きて、共産主義体制が急速に崩壊していきます。ソビエト？ その名は、死を意味しています。大きな死体が横たわっているのと同じです。 日本は――日本は、全国各地で復旧作業が続いているでしょう。自衛隊員が、ミミズのように分断された新幹線の線路工事に、玉のような汗を流しているでしょう。かつて都市だった太平洋岸のある地域には、黒潮が打ち寄せて、藻が繁り始めています。日本各地で、政府主催の合同慰霊祭が行われて、その読経の声が低く流れております。しかし、日本は無事でした。この災難を機に、日本では、神理を求める声が全国津々浦々から聞こえてき始めて、人々は悪しき万能主義、唯物主義の迷信から目覚め、光へと向かいつつあります（大川隆法『黄金の法』角川文庫版 204ページ15行目から205ページ11行目まで）
角川文庫版の初版が出たのは平成2年（1990年）9月10日（土屋書店版が出たのは1987年8月10日）。10（13）年後のことを予言していますが、見事にハズれています。そもそも「前年の夏に起きた衝撃的な悪夢」って何でしょうか？ 1999年にそんなことありましたっけ？「日本各地で、政府主催の合同慰霊祭が行われて、その読経の声が低く流れております。」うーん、どうせだったら「総理大臣が死去して、彼の葬儀会場には『都の西北』が流れております」と書いてほしかった。
(それに、「2037年、偉大なる光の人が没する」という記述も削除されているんですよね。いったい誰のことかしら？ひょっとして中川さん自身のこと？)
しかしそれよりも、もっともっともーっと重大なことは、いま新刊書店に行っても上記に引用されているデタラメ予言を読むことはできない、ということです。なぜならば現行の版（幸福の科学出版より発行）からは削除されているからです。私は、この部分が削除されているという事実を本屋の店頭でパラパラとめくって知りました。「あれっ変だな？ おかしいぞ。僕の持っているのと内容が違う」と思って、出版年度を見てみたら・・・
２０００年４月７日 改版 第１刷発行
とありました。なんと「改版」していたのです！ 本文中にまったく断り書きも書かずに。これは卑怯です。自分に都合の悪いことはもみ消して平然としている。くりかえしますが、はっきりいって卑怯です。
どうせだったらこういう但し書きをつければ格好よかったのに・・・
「当会の活動により、この恐ろしい予言は現実のものではなくなったのだ！これこそ、光の力なのだ、仏の力なのだ。仏弟子たちの想念により、新しい歴史がつくられはじめたのだ！」
と、まあ、こんな具合に。教義からすれば、こう書いた方がよかったと思うけど・・・「歴史は集合想念によりつくられる」って確か『幸福の革命』に書いてなかったかしら？ ズバリ、それが現実になったというのに、ただ「もみ消す」ということは・・・？
●西暦２０００年についての予言を削除した理由絶対である（つまり、絶対に間違いを犯さないはずである）べき存在の教祖が、デタラメな予言をして、それをハズしたということがバレてはまずいから
としか考えられません。
しかし、現在の信者のうち、改版が出たことをどれだけの人が知っているのでしょうか？そして、どの部分が削除されたかを知っているのでしょうか？
それでは、返信(上)で予告したとおり、以下のご意見に対してお答えしましょう。
Yasukoさん、あなたはこうおっしゃいましたね。
はっきり言って、幸福の科学はものすごい情報処理能力が必要とされます。情報量が全然ちがうんです。他教団とは。発展もものすごいスピードです。あなたは、きっとものすごい情報量に圧倒されたんですね飲み込むことができない中で、疑いの念がでてきて、苦しくてマインドコントロールというふうに考えてしまったのではないでしょうか
私は、あなたの方が「情報を飲み込むことができない中」にいると思われますが、いかがなものでしょうか？どうでもいいけど「発展もものすごいスピードです」って、以前はともかく、今はそれほどでもなさそうですけど・・・
改版が出たことを知っていましたか？知っていたのならば、どこが前の版と変わっているかを確かめようとしなかったのですか？「どーせ前のと同じだよ」と思っていたというのでしたら、あなたは「法」をないがしろにしたのではないのですか？改版が出たというのならば、「どのように変えられたのだろう、偉大な総裁先生のなされたことなのだから、きっと何か意味があるに違いない」と、興味を持って調べるはずではないのですか？それが「仏弟子」のあるべき姿ではないのですか？「信仰というのは恋愛のようなもので、好きになった人のことを知りたいと思うように、仏の事をもっともっと知りたい、という気持ちのことだ」と言っていたのはどこのどなたでしょうか？「聖典」という重要なものに関することならば、もっともっとそれについて知りたい、と思うのが普通ではありませんか？そういう好奇心というものは、あなたの心になかったのですか？１０００冊は本を読め、というぐらい読書をすすめているこの教団の、その「本」に関することなのに、それについての情報を処理しきれていないというのはどういうことなのですか？
私には不思議でしょうがありません。
現にこうしたすばらしい教えを説かれている当会の中にもこのような考えをお持ちで悩んでいらっしゃった方がいたのだなと思うと迷いや、疑問を取り除いてあげることができなかったことを一仏弟子として残念に思います。
じゃあ取り除いてくれませんか？ えっ？「背教者なんか知ったこっちゃ ねえよ」？ だったら別にいいですけど、できれば答えてほしいと思います。 読者のみんなもそう思っているはず。
質問1．どうして予言を削除したのか？ 質問2．どうして削除したことを明記しないのか？（ただし「そんな必要 ねーよ」というのは無しですよ！） 質問3．どうしてハズれたのか？（特に「前年の夏に起きた衝撃的な悪夢」 について詳しくお答えいただければうれしいです） 質問4．質問4で「会の運動によって危機が去ったから」と答えた場合に お聞きします。） どうしてそのことを明記しないのか？文字通りの救世事業を成し 遂げたはずなのに。 （ここからは、Yasukoさん個人に関する質問です。でも別に個人攻撃じゃあり ませんからね、誤解のないように） 質問5．あなたは、改版が出たのを知っていましたか？ 質問6．質問6で「知っていた」と答えた場合にお聞きします） どこが前の版と変わっているかを確かめようとしなかったのですか？ 質問7．質問6で「どこが変わっていたかを知っていた」と答えた場合に お聞きします） 知ったときに、教団や教祖に対して疑いを持ちましたか？ 質問8．予言が削除されていることを知った今の、あなたの率直な気持ち を教えてください。 （ここからの質問は本文を再録、編集したものです） 質問9．私は、あなたの方が「情報を飲み込むことができない中」にいる と思われますが、いかがなものでしょうか？ 質問10．（「どーせ前のと同じだよ」と思っていたという場合にお聞きします） ならば、あなたは「法」をないがしろにしたのではないのですか？ 質問11．改版が出たというのならば「どのように変えられたのだろう、偉 大な総裁先生のなされたことなのだから、きっと何か意味がある に違いない」と、会員ならば興味を持って調べるはずではないの ですか？ 質問12．（質問11で"Yes"と答えた場合にお聞きします） それが「仏弟子」のあるべき姿ではないのですか？ 質問13．「信仰というのは恋愛のようなもので、好きになった人のことを 知りたいと思うように、仏の事をもっともっと知りたい、という 気持ちのことだ」と言っていたのはどこのどなたでしょうか？ 質問14．「聖典」という重要なものに関することならば、もっともっとそ れについて知りたい、と思うのが普通ではありませんか？ 質問15．そういう好奇心というものは、あなたの心になかったのですか？ 質問16．１０００冊は本を読め、というぐらい読書をすすめているこの教 団の、その「本」に関することなのに、それについての情報を処 理しきれていないというのはどういうことなのですか？ 質問17．（質問16で「私自身は完全に情報を消化できている、とは一言も言 っていない」と答えた場合にお聞きします） あなたにとっては「聖典」に関する事柄というのは最重要事項で はないのですか？
予言に関する質問は以上です。回答をお待ちしております。くりかえしますが、メール爆弾等の嫌がらせはやめてくださいね。