私は、悪用さえされなければ人間でも、動物でもクローンを作ってもよいと思います。命は必然と偶然と何らかの運命と理由で産まれてくるものだと思いますし、自分にとても近しいパートナーや、兄弟がいるのはとても素敵だと思うからです。
それにどんな状況で産まれても、産まれた事について悩み、後悔する人はするし、また、しない人がいるということも事実だからです。そして、どんなふうにして産まれた子にでも愛情を注ぎ、守り、育てる事こそが親としての本当の役割だと思います。
どのような選択をして子を産むのかという事も大切ではあるかもしれませんが、それ以上に大切な事はたくさん有ります。偏見、差別をしない事、命あるものを本当に必要なとき以外には、身体的・精神的に傷つけたりしない事、・・・など。そういう事こそ真剣に皆が考えなければならないと思います。
全面的に賛同します。
大切な事はたくさん有ります。偏見、差別をしない事、命あるものを本当に必要なとき以外には、身体的・精神的に傷つけたりしない事、・・・など。
本当にそのとおりです。たとえば、悪用される可能性があるからクローンに反対という意見も聞かれますが、悪用ならばクローンであろうがクローンでなかろうが同じように可能性はあるのですから、始めからクローンとして生まれる人間の存在に反対するために後からつけて加えた言い訳にしかすぎないことになります。このようなところに、クローン反対が、実は、不合理な偏見と差別の感情にに根差していることがわかります。
わたし自身は「自分のクローンがいたらいいな」と思います。それも沢山。「12人ぐらいいたら・・・」などと考えただけでも、とても楽しくなります。
技術的に可能ならば、クローン人間は必ず存在することになるでしょう。その最初のクローンの赤ちゃんが生まれるとき、その赤ちゃんが、周りから「おまえは生まれるべきではなかったんだよ」とささやかれる世界ではなく、人類の新しい一歩を飾る記念すべきヒーローとして、「みんなで君の誕生を待ってたんだよ」と祝福される世界であってほしい、とわたしは願っています。