佐倉さんは、「専門家の意見」というのをどのようにお考えですか? 何か疑問に突き当たったり、自分が責任を持てない事は、すぐに専門家にお願いするという人がとても多くなりましたね。 テレビを見ていてもごく当たり前の、常識的に考えれば分かることしか言わない専門家が沢山います。専門家という学歴・経歴からまず相手を立ち止まらせ、自分の価値観を述べているだけで商売になるのだから、随分と良い商売だなーと思います。 それを何度となく見たり聞いたりしているうちに理解して得た知識としてじゃなく、紙切れのような深みのない知識(?)を持つ人が恐ろしく多いのです。最もらしいことをいうのに、議論にならないのです。
いじめの事に関しても、親はカウンセリングと称する(自分の)すがりどころを見つけて自分の安心を得ているだけで、余計に自分の子供から目を背けていると思います。 社会の波に乗ることが一番の解決方法だと思っている、大きな誤算でしょう。佐倉さんは、子供の自殺は自己責任だと仰いました。極論からいうと、私もそう思います。しかし、自殺を選考に入れた時点から自殺するまでの経緯は少なくとも変わってきていると思います。親が子供と正面を切ってないんですよ、だから、何かにぶつかって行きたい気持ち、親に縋りたい気持ち、大まかにいう「甘え」が原点の発想が自殺に拍車を掛けていると思います。 キレルのも、結局の所自分の思い通りにならないからキレて力で相手を降伏させたいの一言で済まされてしまう事なのに、社会ではキレルというカタカナ文字を使い、あたかも社会で認知されたかの様に扱うのは甚だ間違いだと思います。 子供を含めて、自分の甘えられる所を探しているけどそれが見つからずにいるだけなのではないでしょうか。 人を気に掛ける事が少なくなった、ある意味先進国に多い文明病なのではないでしょうか。
最後まで読んで下さったのなら、拙い文章に付き合っていただいてありがとうございました。
odajimak
佐倉さんは、「専門家の意見」というのをどのようにお考えですか?特別に考えたことはありません。ただ、専門家と素人の区別をするようなことはほとんどありません。その人から学ぶことが何もないないなどという人も、何もかも知り尽くしている人も、世の中にはいないからです。