このページは来訪者のみなさんからの反論、賛同、批評、感想、質問などを載せています。わたしの応答もあります。
「いじめ自殺、悲劇の英雄か」の感想
全て違います。 マスコミが報道するから自殺が増えるのではなく、自殺が増えるからマスコミが 報道するのです。どこをどうつついてもこれ以上の結論は出ようがありません。
子どもが自殺するのは「自殺以外に解決の方法があるにもかかわらず」 自殺するのではなく、「自殺以外に解決の方法がないから」自殺するのです。 そもそも自殺した当人にとって「他の解決の方法」が本当にあるのであれば、 迷わずそれを選択するというのが自然と言うものです。
それと、くだんの文面からは社会の犯罪が根絶できない以上、いじめだって なくならないのだから、いじめられっ子は現実を甘んじて受けよとも読みとれ ますが、いかがでしょうか。
まあ現実としていじめがなくならないと言うのであれば、今後ますます子どもの 自殺は増え、自殺自体にニュースバリューがある以上マスコミはそれを報道せざるを 得ません。(なぜって自由主義経済の原則からすれば、それが当然だからです。) そして海外の人々は、日本という国はいじめと自殺が絶えない国という認識を 持っていくことになるでしょう。
最後に、私は自殺と言う手段は否定しません。
作田さんの批判は大変重要なものですので、新しい論文(いじめ自殺の心)をもって、わたしの応答とさせていただきました。
批判ありがとうございました。