今回もまた質問をさせていただきます。今回は、クリスマスの事についてです。
以前私はあろうことかキリスト教原理主義者の家にホームステイしていました。と言うのも、私はそれまでキリスト教に関しては全く無知だった為、彼らがキリスト教である事など気にもしなかったからです。しかし、そこでの出来事は一生忘れないでしょう。
今から1年前のクリスマス、私はその原理主義者の人達と会話をしていました。私の座っている直ぐ裏側にサンタクロースの人形がおいてあったのですが、その人形に向かって、原理主義者の一人息子(当時9歳、先天性脳障害児)がその人形に向かって、“サタン、サタン”と叫びはじめたのです。私はてっきり“さんたをさたんといい間違っているのか”と思い原理主義の親に聞いたところ、彼らは、と言うか彼らも“サンタはサタンである”と言い出したのでした。何故なのか問いただしたところ、“主はそんなこと(クリスマスという行事自体)許していないんです。”という答えが返ってきました。(-_-;) 更に彼らは、“知ってますハルヒコさん、モミの木は‘殺人’に由来してるんですよ” とか、“12月25日はキリストの誕生日じゃないですよ!彼が生まれたのは羊飼いが夜空に(なんとかかんとか)が見えた時期で、9月か10月に生まれたんですよ!!”と青筋立てて主張していました。
私は何故彼らがそこまでクリスマスと言ういち行事にそこまで真剣に反対の立場を取り続けるのか全く分かりません。彼らは聖書はクリスマスを禁じているみたいなこといってましたが、こちらの日系雑誌(Light House)や日系のキリスト教番組では聖書には神が我々にクリスマスを“御与えくだすった”みたいなことを言っていました。一体どうなっているのでしょうか?
聖書的にはクリスマスに関してどのような事を言っているのでしょうか?(別に聖書に興味があるわけではないですが)。やっぱり聖書には“もみの木は殺人に由来している”って書いてあるのでしょうか?(絶対無いでしょうけども)因みにその原理主義者、もし彼らが誰かからクリスマスプレゼントをもらいそうになったらどうするのかと言う質問に、彼らは“もらう”と口をそろえていっておりました。彼らは、“何も知らないでうちの子にプレゼントを買ってくるのに、無下に断るのは悪いでしょう”と主張していました。(-_-;)。。。主はそんなこと許してないんですって言っといて、プレゼントはくれればもらうって言うのは一体。。。
後もう一つ、極めて重大な情報を彼らから頂きました。それは、“間もなく、ギリシャで生まれた人が、キリスト教とユダヤ教の迫害をはじめ、世界規模でその迫害がおこる”といっていました、そして、“その迫害が頂点?に達したとき、主は現れる!!!、我々を救って下さる、そして我々は永遠の楽園に行く!!!” といっていました。(-_-;;)“聖書に全部書いてある”のだそうです。。。。一体何処に書いてあるのでしょうか ?
そして最後に、“カトリック教会は主によって焼かれ、カトリック教徒と反キリスト教徒達はthe Lake of Fire に送られ、永遠に苦しむんです、はい!” “聖書にみんな書いてあるんです!!”と言っていました。(-_-;)。。。 その瞬間殺意が自然にわいてしまった私です。。。 どうすれば、何が起こるとこの様な“救いようのない人間”になるんでしょうか? まあ、彼らは“我々は救われる、エイメ〜ン!”って言ってましたが…
最後になりますが、このメッセージを見た方で、将来海外でホームステイされる方、決してキリスト教の家族にお世話にならないで下さい(独断と偏見がはいってしまってますが)。“地獄にいく”とか“救われない”とか“毎日”囁かれます。精神的に“やられます。”
お陰で私は極右反キリスト教?になってしまいそうです。彼らには恨みつらみがあるため、不適切(偏見等)な言葉を使ってしまっているかも知れませんが、どうかご容赦下さい。
ハルヒコ
私は何故彼らがそこまでクリスマスと言ういち行事にそこまで真剣に反対の立場を取り続けるのか全く分かりません。彼らは聖書はクリスマスを禁じているみたいなこといってましたが、こちらの日系雑誌(Light House)や日系のキリスト教番組では聖書には神が我々にクリスマスを“御与えくだすった”みたいなことを言っていました。一体どうなっているのでしょうか?聖書にはイエス誕生の物語があります。それは、神が救い主であるイエスを罪人たる人間たちに送ってくださった、ということですから、イエスは神からの人間に対する「贈り物」というわけです。それで、12月25日にイエスの誕生を祝うわけです。「クリスマスを“御与えくだすった”」というのは、そういうことです。聖書的にはクリスマスに関してどのような事を言っているのでしょうか?
ところが、聖書には何月何日にイエスが誕生した、というようなことは書かれていません。12月25日はイエスの誕生日ではないのです。12月25日は、古代ローマの異教の物語りにおける太陽神の誕生日であるらしく、キリスト教がローマ帝国の国教となってから、おそらく4世紀か5世紀ごろ、この日をイエスの誕生日として祝う習慣が生まれたようです。当時のローマ帝国は多神教の文化ですから、日本でも「神仏」などといって神様も仏様も一緒にしますが、おなじようなことがあったのではないでしょうか。
多くのクリスチャンはもちろん12月25日がイエスの誕生日ではないことを知ったうえで、12月25日に、いつだったかは正確には分からないイエスの誕生を神からの贈り物として祝うわけです。しかし、クリスチャンの中には、聖書に「イエスの誕生を祝いなさい」というようなことが書かれているわけでもないし、12月25日を祝うことは異教の祝い事に参加することであり、それは他の神を崇拝してはならないという教えに違反するという理由で、クリスマスを悪魔(サタン)呼ばわりする人々もいる、というわけです。
“間もなく、ギリシャで生まれた人が、キリスト教とユダヤ教の迫害をはじめ、世界規模でその迫害がおこる”といっていました、そして、“その迫害が頂点?に達したとき、主は現れる!!!、我々を救って下さる、そして我々は永遠の楽園に行く!!!” といっていました。(-_-;;)“聖書に全部書いてある”のだそうです。。。。一体何処に書いてあるのでしょうか新約聖書の中で、一番最後にある『ヨハネの黙示録』に、大体そんなことが書いてあります。(「カンナさんへ、00年12月28日」も参照してください。)