エノク書についてですが、エノク第1書(エチオピア語エノク書)とエノク第2書(スラヴ語エノク書)があります。両書は主題は同じですが、内容は相当に異なるので、まとめてエノク書と言ってしまうのは関心できません。ユダが引用したのはどちらでしょうか?
また、エノク書はエチオピア教会では聖典扱いされてると聞きました。何が聖典か、何が外典もしくは偽典かなんてしょせん教会が決めることであって神の意志ではありません。ユダが引用したなら、エノク書の価値をある程度は認めるべきでしょう。
NO−MUより
ユダが引用したのはどちらでしょうか?第一書の1章9節です。
何が聖典か、何が外典もしくは偽典かなんてしょせん教会が決めることであって神の意志ではありません。まったくその通りです。聖書は神の言葉である、などといっているのは人間だけです。神が決めたのではありません。
ユダが引用したなら、エノク書の価値をある程度は認めるべきでしょう。何を根拠にユダを信用されるのですか。ユダが新約聖書の一部だからですか。しかし聖書の一部であるかどうか(正典であるかどうか)は、「しょせん教会が決めることであって神の意志ではありません」と言われたばかりではありませんか。