初めまして

昨年、「契約の櫃」(徳間書店)という本が出版されましたが、お読みになったでしょうか。アメリカの考古学者でクリスチャンのロン・ワイアットが、1980年代初頭にゴルゴタの地下を発掘して、そこに、イエス・キリストの十字架刑の現場と、近くにある「園の墓」(キリストの埋葬所と信じられていた場所)に唯一欠けていた入り口の封印石を発掘.さらに、その十数メートル地下に契約の箱その他の神殿器物を収める小洞窟を発見したというのです。

 しかし、最も驚くべきことは、この契約の箱を収めた石棺の蓋が真っ二つに割れ、上の十字架穴から直線的に走る大きな亀裂(これは地震によって生じたものと思われます)を通して、石棺の亀裂の中へと血が伝い落ちていたことです。これが事実であるとすれば、キリストの贖いの血が旧約の贖いの蓋にかかったことが証明されることになります。

 私は、この本を読んでからイギリス、アメリカ、オーストラリア、イスラエルに至るまでネットでつなぎ、情報を集めました。とても、ここではご報告できませんが、佐倉さんも、次のところへつないで見られることをお勧めします。新約は旧約をまさしく成就したものであることが理解されてくると思います。もっとも、これはロン・ワイアットの発見を信じた場合の話でありますが。関係する本として、今年の一月に出版された「隠された神の山」(角川書店)をもお読みになることをお勧めします。これは、ワイアットが発見した真のシナイ山での発掘の物語です。

次のロン・ワイアットの素晴らしいホームページにつないでください。あなたにとって必要とされる貴重な情報が得られると思います。

http://www.ronwyatt.org

そして、十分お調べの上で、感想をお聞かせ下さい。聖書を語る場合に、けっして避けて通ることの出来ない問題です。

敬具

a follower of Jesus

ロン・ワイアットは「アメリカの考古学者」ではなく、彼の本はいわゆる「トンデモ本」に属するものです。クリスチャンの間でも「詐欺師」と言われているいわく付きの謎の人物です。(「ワイアット考古学研究 詐欺文献(Wyatt Archaeological Research Fraud Documentation)」参照)