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統一教会の霊能者 統一教会のシャーマン(霊能者・巫女)の一人である金英順(キム・ヨンスン)女史が、生前統一教会の幹部のひとりであった李相軒(イ・サンホン)という一人の死者との交流を記したという、「李相軒先生が霊界から送ったメッセージ」という同一の副題を持つ書二冊に目を通す機会を得ました。統一教会の霊能者の主張を吟味します。
『世の終わり』思想の源流
キリスト教の終末思想も、またノストラダムスやエドガー・ケイシーなどの予言に見られる俗流終末論も、もともと、西暦前3〜2世紀に生まれたユダヤ教の黙示的終末思想をその源流としています。そもそも、いったい、どのような事情のもとでこのような思想が生まれてきたのでしょうか。黙示的終末思想を支える状況および人びとの動機を探ってみたいと思います。
大川隆法の霊示
幸福の科学の教祖である大川隆法さんは、「霊言集」とか「霊示集」と呼ばれる書物をたくさん出版されています。すでに死んだ人びとの霊が大川さんを通して地上人に語りかけるという形式の書物です。通常、この類いの霊能者の話は、誰もなにも知らない死後の世界とか霊界とか未来の出来事について語られるものですから、ほんとなのかどうかは、誰にもわかりません。誰も知らないことについてであれば、たとえそれがデタラメなつくり話しであっても、ウソであることがばれる心配はないわけですが、それでも、霊能者たちは、ときどき失敗を犯します。ついつい、わたしたちの知っている地上の出来事について語ってしまうことがあるのです。大川さんも、その『内村鑑三霊示集』で、この種の失敗をしています。大川さん(内村鑑三の霊)は、つい、地上でのある出来事について喋ってしまったのです。地上での出来事ならば、わたしたちは、それがウソか真実か調べることができます。
エドガー・ケイシーのデタラメな予言
霊能者の予言というものは、しばしばあいまいで、あとからどうにでも解釈できるようなものが多いのですが、あいまいなものばかりでは相手にされませんので、たまには、具体的なことを言わねばなりません。そこで、その部分に注目して調べてみると、事実とあわない予言がいくらでも見つかります。エドガー・ケイシー(1877〜1945)は、人間の霊的能力を信じたい人びとの間では「今世紀最大の予言者」などといわれていますが、今回、わたしが調べたところによると、かれの予言はデタラメだらけでした。ここでは、日本と1998年に関してケイシーが予言したことをいくらか紹介し、かれの予言なるものがいかにデタラメなものであったかを示したいと思います。
ブッダと大川隆法
「幸福の科学」の教祖大川隆法さんは、「我はここに再誕す」と、ブッダの生まれ変わりであることを宣言されています。そこで、わたしはブッダの言葉と大川隆法さんの言葉を比較してみました。大川隆法さんはほんとうに現代のブッダなのでしょうか。それとも・・・。 判断は読者におまかせします。
殺せ!と神が命じるとき
イスラエルのラビン首相暗殺事件も、オウム真理教の一連の殺人事件も、ある困難な宗教的問題を抱えている。殺人が、神あるいはその代理者の命令として与えられるとき、信者はいかにすべきか、という問題である。
「世の終わり」は1914年に始まったか
“キリストが1914年に戻って来られ、敵のまっただ中で支配を開始されたことを示す聖書的証拠については、この本の16章で考えました。それで次に、キリストの臨在の「しるし」の様々な特色と、サタンの邪悪な事物の体制が「終わりの日」にあることを示すさらに多くの証拠とを、注意深く調べてみることにしましょう。‥‥(中略)‥‥以上述べた事柄を考えると、キリストが言われた「しるし」や、キリストの弟子たちが予告していた証拠となる事柄が今起きつつあることは明白ではありませんか‥‥。それでわたしたちは次のことを確信できます。まもなく、すべての悪と悪人が、ハルマゲドンで突如終わりを迎えるということです。”
(『あなたは地上の楽園で永遠にいきられます』より)
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